事業
製紙×環境の両輪で
持続可能な社会を実現
日本の産業を支える土台として発展してきた「産業素材」「生活商品」。国産化を使命とし、数々の日本初を生み出してきた「特殊素材」。これらの製紙3事業は、安定した品質を保つ生産技術とオンリーワンの付加価値を追求する製品開発へのこだわりにより、紙という素材の可能性を拡げ続けています。
また製紙は、製造工程で回収された古紙の再利用や、木質バイオマスの燃料利用など、リサイクルと深い関わりがあります。このように製紙を通して資源循環に貢献してきた経験を「環境関連事業」に活かし、社会全体の環境負荷低減を目指しています。
特種東海製紙グループは、環境関連事業への注力と製紙3事業の更なる推進の両輪により、持続可能な社会の実現に努めてまいります。
特殊素材
たとえばお菓子の美味しさを引き立てるパッケージ、作品の個性を際立たせるブックデザイン、偽造を防止する有価証券、プライバシーを守る親展ハガキ用紙など。
日本の特殊紙の歴史をつくってきた技術を強みに、5,000種を超える製品のバリエーションで産業や文化を支えています。
産業素材
採れたての野菜を濡れたままで、また精密な機械を優しく包み込むように、ビジネスが動く現場で求められる機能性の高い産業用紙。私たちは耐水性、撥水性、防滑性、美粧性などの機能強化に加え、お客様のニーズに応えるデリバリーシステムを実現しています。
生活商品
朝起きてコーヒーを入れる。リビングでゆったりと過ごす。キッチンで料理をつくる。生活のあらゆる場面で、さりげなく、しっかりと存在する紙。心地いい肌触り、手触り、そして使いやすさを大切にしながら、豊かな暮らしにかかせない嬉しい紙をつくり続けています。
環境関連
南アルプスに広がる国内最大の社有林と、製紙業で培った資源循環の取り組み。自然の恵みを活かしつつ、山林の保護と廃棄資源の有効活用による環境負荷の軽減に努め、地球環境の改善に貢献しています。