原弘賞のクリエイター達 1

会期:
2001年11月3日~2002年1月27日
会場:
Pam B 館
出品デザイナー:
山岡 茂/浅葉 克己/太田 徹也/秋田 寛/齋藤 裕/佐藤 晃一(受賞年順)
主催:
特種東海製紙株式会社
後援:
東京アートディレクターズクラブ/社団法人日本グラフィックデザイナー協会/
東京タイポディレクターズクラブ
協力:
セイコーエプソン株式会社/大日本印刷株式会社/高山正樹/株式会社竹尾/
TOTO出版/凸版印刷株式会社/株式会社フレームマン/美篶堂/株式会社菱晃
総合監修:
田中 一光
キュレーター:
小池 一子
会場計画:
坂 茂

Pam。紙の総合研究開発をめざすこの施設はオープニング企画として特別展示を行います。
日本近代のグラフィック・デザインをリードした原弘氏を記念する原弘賞の輝く受賞者たち。いずれも現在のデザイン・シーンをつくり、動かしているプロフェッショナル。その成果が受賞に結びつきました。受賞年度の前期、後期に分けた1回展示で展開します。受賞作と新作を携えて、1回展のクリエイターたちがまず登場します。

~原弘と原弘賞~
原弘(1903-1986)は1930年代からの活力にみちたデザインで知られ、東京印刷美術家集団、日本工房、中央工房などの結成に参加した。タイポグラフィ、印刷、そして装幀、造本にわたる仕事に一貫した思想性と社会性がみなぎっている。1952年から70年まで武蔵野美術大学教授、1960年(株)日本デザインセンター設立参加、69年から75年まで同社代表取締役社長。毎日産業デザイン賞、ライプチヒ国際ブックデザイン展金賞ほか受賞多数。原弘賞は、東京アートディレクターズクラブ主催により1988年に設立された。