原弘賞のクリエイター達 2

会期:
2002年10月26日~2003年3月29日
会場:
Pam B 館
出品デザイナー:
勝井 三雄/木下 勝弘/仲條 正義/近藤 一弥/原 研哉(受賞年順)
主催:
特種東海製紙株式会社
後援:
東京アートディレクターズクラブ/社団法人日本グラフィックデザイナー協会/
東京タイポディレクターズクラブ
協力:
EPSON PiezoGraph Laboratory/キュービック・熊沢印刷工芸株式会社/
株式会社新潮社/ セイコーエプソン株式会社/セコム株式会社/
大日本印刷株式会社/株式会社竹尾/凸版印刷株式会社/
株式会社フレームマン/株式会社堀内カラー/株式会社良品計画
総合監修:
田中 一光
キュレーター:
小池 一子
会場構成:
坂 茂

原弘(ハラヒロム、1903-1986)の名は、デザインや出版、印刷の領域で常に敬愛の念をこめて語られます。昭和20年代、30年代のグラフィック・デザイン界に衝撃的ともいえる美しい仕事を確立した先達。タイポグラフィ、印刷、装幀、造本にわたる仕事に一貫したアートディレクションを実践しました。東京印刷美術家集団、日本工房、中央工房の結成や、日本デザインセンター設立への参画、また武蔵野美術大学における教育活動など、原弘は常に指導的立場を貫いたグラフィック・デザイナーです。「原弘賞」は氏の生前の業績をたたえ、1988年 東京アートディレクターズクラブ主催により設定された、今日のデザインの栄誉ある賞となっています。
昨年11月のB館オープニング企画「原弘賞のクリエイターたち-1」に引き続き、第2回企画となる本展では、原弘賞受賞後半5名のクリエイターたちによる作品発表を行います。