紙-特殊紙の源流を尋ねて-

会期
2002年10月26日~2003年3月22日
会場
Pam A館

古来、紙と日本人との関わりは、多くの民族の中でも、特に緊密なものがあったといえます。紙は書写の材料としてだけではなく、生活のいろいろな面で使用されてきました。時には大切に保管され、或いは気軽に使い捨てられ、さらに再生されて形を変え、常に我々の身近に存在しました。紙の持つ美しさ・強さ、そして重宝で応用範囲の広さは、なお現代にも息づいており、我々の生活・産業・文化の支えとなっています。

この度、特種製紙コレクションの紙資料の中から、奈良時代以来の装飾紙を初め、印刷・情報その他の分野に見られる用紙を展示し、特殊紙の源流を尋ねてみました。

紙-特殊紙の源流を尋ねて-
会場写真