全国のPam
紙のすべて
かつての研究棟および実験工場の敷地に建つPamは、A館とB館からなっています。
特にA館は、3層吹抜けのアトリウムを挟んで北棟と南棟に分かれ、南北の各部屋の内部がガラスの壁面を通してアトリウム越しに見渡せるという構造です。
Pamについてまず構想されたのは、こうしたA館の空間特徴を活かし、すべてのゾーンが互いに連動することでした。
基本となるゾーンは次の3つです。
年代順に展示された創業年からの製品群を通して、特種東海製紙において特殊紙開発の歩みを紹介するベーシック・ゾーン。
主力製品を例にとりながら、そこに投入された技術について深く踏み込むテクニカル・ゾーン。
そして現在製造・販売されている全製品を具体的な採用例も含めて紹介するクリエイティブ・ゾーンです。
このほか、紙を媒体とするデザインや印刷、加工技術の資料を展示するエキシビション・ゾーンなどがあります。
各ゾーンはどこからでも、また、何度でも往き来して見ることが可能です。
A館は、特種東海製紙の紙にまつわる『1冊の本』のように、1人ひとりの目的やペースに合わせて自由に読むことができる空間なのです。
また、かつての実験工場を改築したB館では、マルチパーパス・ゾーンとして、展覧会などを企画・開催しています。
A館とB館、それぞれの空間的特徴を活かしたPamで、弊社の製品と技術、そして、紙文化の諸相をぜひご体験ください。
特種東海製紙Pam
- 開館時間
- 月~金曜日 10:00 ~ 17:00(土・日・祝日休館)
- 所在地
- 静岡県駿東郡長泉町本宿437
- 電話
- 055-988-2401
- FAX
- 055-988-1235
※予約制 → ご予約はこちらから
入館無料
生活・産業・アート、紙にできること
東京本社内の「Pam東京」では、色彩・風合い豊かなファンシーペーパー、付加価値を高めた機能紙、産業の基盤を支える産業用紙、人々の生活と共にある家庭紙など、特種東海製紙の各種製品をご覧いただけます。
各コーナーでは、各種ファンシーペーパー・高級印刷用紙をご採用いただいている書籍やパッケージ、ステーショナリーのサンプルや、見本帖、各種産業用紙・工業用紙、保護紙、生活用品の商品サンプル等を展示しながら、常に最新情報を発信させていただいています。また「長網抄紙機」「円網抄紙機」の模型を展示し、紙ができる工程を分かりやすく紹介しています。
特種東海製紙Pam東京
- 開館時間
- 月~金曜日 10:00 ~ 18:00(土・日・祝日休館)
- 所在地
- 東京都千代田区丸の内1丁目8番2号鉃鋼ビル11階
- お問合せ
- 特殊紙営業部
- 電話
- 03-5219-1817
※一般公開は致しておりません。
くらしの紙
Pam島田は島田工場内の技術センター1F にあり、当社の象徴とも言える広大な井川社有林をモチーフに、自然との共生をテーマに展示スペースを構築し、林立する林やログハウスを思わせるクラフト色の紙管を壁面に並べています。紙管の曲面に当たる光は柔らかな陰影感のある空間を創り出しています。また、壁面の一部を展示棚とし、別の壁面では屋外に望む “ 緑” を、「額装された自然の絵画」のように室内から観賞できるよう開口部を設けています。
また、接客・商談スペースと展示スペースを、同一エリア内で確保するため大型ガラスパネルで区分し、視覚的な開放感と繋がりの演出による新鮮な感覚の空間を創り出しました。
Pam島田では産業素材、生活商品等を中心に展示しています。具体的には、ビールケースや各種製袋品、フィルターペーパー、コットマンなどの画材用紙、はがき、一筆箋、キッチンタウパーに代表されるキッチンペーパー、トイレットペーパーなどの家庭紙、各種加工紙、書籍類、コンデンサーペーパーなどの産業用紙等、広範囲にわたる製品見本を具体的に紹介し、身近な暮らしの中で大きく貢献する産業用紙や家庭紙を、数多くご紹介しています。
また、南アルプスをご紹介する映像を大型モニターに映し、南アルプス井川山林のジオラマ」も併設展示しています。
特種東海製紙Pam島田
- 所在地
- 静岡県島田市向島町4379
- 電話
- 0547-36-5151
- FAX
- 0547-36-1888
※一般公開は致しておりません。