創立10周年のご挨拶

弊社はお陰様で2017年4月2日に10周年を迎えることができました。
これもひとえに当社グループと関わってくださった多くの皆さまのご支援、ご愛顧の賜物と心より感謝申し上げます。

2007年静岡県に基盤を持つ特種製紙と東海パルプが経営統合し、持株会社として「特種東海ホールディングス」を設立し、2010年には前述の2社を吸収合併し持株会社から事業会社に形態を変え、特種東海製紙となり現在に至っています。

「ユニークで存在感のある企業集団として、社会と環境に貢献する」という経営理念の下、独自性、独創性の高いユニークな製紙メーカーとして、存在感のある企業集団を目指し歩んできた10年間は、ペーパーレス化や少子化などの影響もあり、国内における紙需要の減少傾向に歯止めがかからず、業界内でも従来からの変革が求められる中で推移し、この状況は現在も続いています。
このような中、弊社工場ではボイラー設備の新設や水力発電の改修などのインフラ整備や製紙マシン改造などの生産設備見直し、強化に取り組み、製品開発にも注力し続け、近年の新製品では高級印刷用紙「エアラス」やファンシーペーパー「レザック16」、さらにはリチウムイオン二次電池用セパレータ向けの新素材「FIBLIC」の製品化推進など生産面・販売面ともに基盤強化を進めてきました。

次の10年に向かい私たちは『ユニークな中堅メーカーとしての強みを生かして、顧客満足度の最大化を推進し、利益の最大化を目指す』を経営方針に掲げ、これからの時代の変化にもひるむことなく邁進して参ります。
「特殊素材」「産業素材」「生活商品」の各事業セグメントにおいて、他社との差別化が図れるオンリーワンの品質や技術を確立し、新事業や新市場への進出、そして人財育成を図りながら成長し続けてまいる所存です。

今後も引き続き皆さまから信頼される企業グループとなるよう従業員一同努力して参りますので、変わらぬご支援ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

特種東海製紙株式会社
代表取締役社長 松田裕司


2017年04月03日